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 嫁さんはくまです。 山で拾いましたが、市が「個人で猛獣を飼っちゃダメ!」と言うので籍を入れました。 群れを作らないどうぶつなので人見知りします。

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RRさんってば、

 たいへんかわいらしいと評判の(爆)みっくん(6歳)とあーもちゃん(4歳)育成中です。あーもちゃんに結構強い、麦・豆・卵・乳にアレルギーとアトピーが出てしまったのですが、頑張れば5歳くらいまでに直るかも、とのコトで、安心メニュー作りに奮闘中。  趣味はバイク(全般)・クルマ(ほぼEdix限定)。 嫁さんはくまです。(?)

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 バイク・クルマ話はバイク全般、クルマはたぶんEdix&ビート限定になるかと。

07 | 2017/03 | 08
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  バイクやクルマ話、麦・豆・卵・乳にアレルギーが出ちゃった下の娘(H18.1.20生まれ)のための猛烈に困難を極める安心母乳製造用晩ごはんメニューなど。料理は私(♂)が担当。
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Please save our tiny ship ...only a little more time.
 
 今日です。



  
 
 
 といってもサッカーではありません。

 ここ何日かで急に注目されている 小惑星探査機 はやぶさ です。

   はやぶさ
    はやぶさ(模型)

 本体1.5m四方、パネルを展開しても6mそこそこの小さな探査機が今日、
7年に及ぶ宇宙での孤独な任務を終え、地球に帰還します。
7年。当初の計画では4年だったものが相次ぐトラブル、
絶望的なトラブルに次ぐトラブルをその度に乗り越え、
不死鳥と呼ばれたはやぶさが今日、地球に帰ってきます。


 はやぶさは日本の宇宙科学研究所が打ち上げた小惑星探査機です。

 アポロ群の小惑星イトカワに着陸、
小惑星表面の岩石を採取して離陸、再び地球に帰還するのが任務です。
小惑星には46億年前の原始の太陽系の組成が残っている可能性が高いとされ、
その回収試料に期待が集まっています。
またはやぶさにはそれに伴いさまざまな実験を行い、
世界初となる多くの成果を残しています。

 新型イオンエンジンの実証運用
   初めて主推進装置に化学ロケットの10倍という比推力のイオンエンジンを
   4基搭載していますが、
   はやぶさにはμ10という単純・軽量・高信頼・長寿命の
   新型無電極マイクロ波放電式が採用されています。
   まー実質、イオンエンジンの寿命を決定付けていた電極が無いので
   寿命が数倍に延びたという革新的なエンジンです。
 
 宇宙用リチウムイオン二次電池の運用

 イオンエンジンを併用した地球スイングバイ

 地球、月以外の天体からの離陸

 地球以外の天体における、着陸した姿のままでの再離陸
  例えばアポロは月に着陸後、再離陸していますが、着陸船の大半は月面に
  残していますので、降りた姿のまま、というのは初になります。

 他にも図らずもトラブルに伴って達成された数多くの成果があります。


 トラブル、あまりにも少なすぎる予算もあって、
信頼性を高めるのではなく、逆に数多くの実験的技術をこれでもかと詰め込んだ
ある意味壊れることを前提にした、
同時に壊れたときに何とかする方法もまた詰め込んだつくりではありましたが、
はやぶさの旅はその想定をも遥かに超える、絶望的なトラブルに次ぐトラブルでした。
しかし、極めて柔軟な運用が可能なように設計されていたことや
宇宙科学研究所の努力とその場での機転、
それにトラブルが起こっても地上との通信には数十分かかり、
位置によっては通信が途絶するなど実質リアルタイムの対処が不可能なため、
かなりの部分をはやぶさ自身が自律的に対応して乗り越えてきました。
 主なトラブルと対応ををざっと挙げただけでも、

 イオンエンジン4基のうち、スラスタ(エンジン)Aの出力が不安定だったため、
 これを予備として停止。(但し元々3基での運用を想定)

 打ち上げ半年後、観測史上最大規模の太陽フレアに遭遇。
 (幸いミッション遂行への影響は軽微)

 リアクションホイール(姿勢制御装置)3基のうち1基が故障、
 2基による姿勢維持で飛行。2基での運用は想定済のため運用に支障なし。

 リアクションホイールがさらに1基故障。残るリアクションホイール、
 Z軸の1基では姿勢制御が不可能なため、化学エンジンを併用して
 姿勢制御を行い観測続行。
 リアクションホイールの故障への対応に伴い、帰還に必要な燃料確保が課題となるが、
 エンジン噴射を制御する方法の目処が立つ。

 イトカワへのリハーサル降下中に異常が発生し、降下中止。

 再度リハーサル降下、高度55メートルまで接近。廃棄部品や民生品、企業からの
 無償提供部品で作られたイトカワ表面をジャンプして移動する探査機ミネルヴァを
 投下するも、上昇速度を持った時点で分離してしまったため、
 ミネルヴァのイトカワへの着陸には失敗。しかしミネルヴァ自体の機能は順調で
 限界距離を越え、通信途絶までの18時間データを送信し続け、
 最小の人工惑星となる。
 
 はやぶさ降下途中に障害物を検出し、自律的に着陸中止を決定し上昇。
 秒速10cmで降下を再開。2回のバウンド後、約30分間イトカワ表面に着陸。
 ビーコンが受信できない時間帯であったため、地上は着陸の事実を把握できず、
 通信途絶が長すぎることから管制室の緊急指令で離陸。
 着陸中止モードが解除されないまま降下したため
 試料回収用の弾丸は発射されず。
 (着陸の衝撃で舞い上がった埃が回収された可能性はある。)

 再度イトカワに1秒間着陸、離脱。この時は弾丸発射を含めた全て
 正常に動作したことを示す信号。離脱の際にスラスターBから
 燃料が内部に漏洩したが、弁を閉鎖し漏洩は止まる。

 はやぶさへの姿勢制御命令が不調。漏洩した燃料の気化による温度低下で
 バッテリーが放電、システムの電源系統がリセットされたと推定される。
 姿勢を制御するスラスターはA/B2系の統推力が低下し、姿勢が大きく乱れる。

 通信途絶、翌日ビーコン通信回復。

 化学エンジンの再起動を試みる。本格的な始動に至らず。

 姿勢の乱れを確認。緊急の姿勢制御法として、イオンエンジンの推進剤である
 キセノンガスの直接噴射を試み、直ちに運用のためのソフトウェアの作成を開始。

 ソフトウェアが完成し、キセノンガス直接噴射による姿勢制御成功。

 情報を解析した結果、着陸シーケンスに弾丸発射中止のコマンドが混入、
 表面回収用の弾丸が発射されていなかった可能性が高いことが判明。
 但し、はやぶさの電源系統が燃料漏洩によるバッテリーの放電で
 リセットされていることや、着陸時に回収容器の温度が上昇していることなどから、
 弾丸が発射された可能性、1回目の着陸により採取されている可能性は残されている。

 再度の燃料漏れ発生。機体は首振り運動を始める。キセノンガス噴射でも
 姿勢を制御出来ず、以降通信が途絶、完全に行方不明となる。

 地球への帰還を2010年6月に延期することを発表。
 06年12月までに電力と通信が復旧できる可能性は60%、
 07年春ならば70%、この時点でイオンエンジンを再起動できれば
 地球帰還の可能性は高いといいながらも、
 実際には再発見は絶望的との見方が支配的。

 一月半後、奇跡的にはやぶさからのビーコン信号が受信される。
 姿勢の安定喪失後、太陽電池の発生電力が極端に低下、
 一時、電源が完全に落ちたと考えられる。
 搭載のリチウムイオンバッテリーは完全放電の状態で11中4セルは使用不能。
 また化学エンジンはすでに燃料をほぼ全量を失った状態、
 さらに酸化剤も漏洩、こちらも全量を失う。
 イオンエンジン用のキセノンガスは、通信が不通に陥った時点の残量を保持。

 機体内部に漏洩した燃料を気化させて追い出すための加熱・排出作業を行う。

 スラスタBとDの起動試験に成功。

 姿勢制御に使用していたキセノンガスの消費量抑制のため、
 ソーラーセイルと同じ原理でのスピン安定状態の運用に切り替え。

 地球帰還カプセルに試料回収容器を収納するためにバッテリーの電力が必要なため、
 バッテリーの使用可能なセルに慎重に充電を開始。数ヶ月かかって充電を完了、
 充電状態を維持。

 スラスタB/D2基同時運転を想定してのテスト中、スラスタBの中和器が
 電圧上昇を起こして停止したため、スラスタDの単独運転に変更。

 姿勢制御プログラムの書き換えを行い、地球帰還の為本格巡航運転を開始。
 以降の巡航運転時は、ヨー・ピッチ軸は生き残ったZ軸のリアクションホイールと
 イオンエンジンの推力軸調整機構で姿勢制御を行い、
 ロール軸は太陽光圧を利用して姿勢制御を行う。

 スラスタCのイオンエンジン点火成功。
 スラスタDを停止、温存してC単独運転に切り換え。
 
 はやぶさがイオンエンジンを停止、セーフホールドモードへ移行しているのが
 発見される。原因は宇宙放射線による姿勢監視装置のエラーと推定。
 軌道計画を変更。遠日点付近であるため発電量が改善されるまでは慣性飛行で運用。

 スラスタDが中和器の劣化により自動停止。

 打ち上げ直後から使用を停止していたスラスタAの中和器と停止中のスラスタBの
イオン源を組み合わせる複合モードで運用再開。スラスタCは万一のバックアップとして
以降はこのA/Bのコラボエンジンを使用。
これは故障したA/Bのエンジン2基の無事なイオン源と中和器を組み合わせて1基分の
推力を確保(燃料消費は2基分)するという方法で、設計段階のシステムの柔軟性が
生きた運用。

             ・
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 このように誰ぞの波照間紀行なんか問題にもならないトラブルの連続だったわけです。
とうに設計時点で想定された対応年数を過ぎ、燃料もほぼ尽き、
文字通り満身創痍のはやぶさが
7年、60億kmに及ぶ孤独な旅を終え、地球に帰ってきます。


 でも、


 度重なるトラブルによって急激な姿勢制御ができなくなったはやぶさは
大事に抱えてきた試料回収容器を月軌道付近から地球に向けて放出後、
続いて第二の観測に旅立つはずだった当初の予定を変更します。
試料回収容器をギリギリまで抱いて放出、10時51分、自身も大気圏に突入、
燃え尽きるのです。



 午前9時時点で地球から27万6000kmの距離。
はやぶさから見る地球は地上から見る月の約5倍の大きさになっています。
しかしはやぶさの最大の任務は、試料を納めた可能性がある回収容器を
地球に向けて放出すること。そのため、カプセルと反対側にあるカメラは
地球が見えない方向に向いています。
はやぶさに最後にもう一度地球を見せるため、宇宙航空研究開発機構は
回収容器放出から大気圏突入までの約3時間、
はやぶさに最後に残された力を振り絞って姿勢を変え、
カメラを地球に向けることにしました。
もし成功すれば、放出した回収容器も地球の手前に写る可能性があるそうです。


 はやぶさは燃え尽きてしまいますが、
カプセルはオーストラリアの南部、ウーメラ砂漠に落下の予定。



 容器に試料はないかもしれません。




 でも今晩、南の空に手を振ってみませんか。









  おかえりなさい おつかれさま わたしたちの小さな船。

  
 
 
【2010/06/13 15:25】 | うちうのはなし。 | トラックバック(0) | コメント(3)
<<タイトルつけ忘れてました。 | ホーム | コメントしたかも(BlogPet)>>
コメント
全文読みましたが最後の方は霞んで。。。。

おつかれさま はやぶさ
【2010/06/14 21:34】 URL | mado #sKkS8EBM[ 編集]
なんだろ?
目から水が。。。
【2010/06/14 21:46】 URL | CBee #gVrIp3A2[ 編集]
 >madoさん
 はやぶさの基本設計を踏襲した金星探査機あかつきと、
はやぶさが姿勢制御装置故障の際iにその原理を応用して
奇跡的に姿勢制御に成功したソーラーセイルの初の実証機 IKAROSが
この5月21日、はやぶさと入れ替わるように宇宙に旅立っていきました。
はやぶさを守った幸運がはやぶさの弟妹たちも守ってくれますように・・・

 >CBeeさん
 実際に航海した7年間、プロジェクト立ち上げからだと倍以上の永きにわたって
はやぶさの運用に携わってきた方達にとって、
ミッションの成功はかえがたい喜びであるとともに
昨日まであったはやぶさが今日どこにも無い、という喪失感はどれほどのものでしょうか。

 回収した試料カプセルを開けたら、岩石採集の際に
何かの拍子に紛れ込んだはやぶさのかけらが入っていたりしたら・・・
 
【2010/06/16 23:44】 URL | RR #KvFQM9kE[ 編集]
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